「On the Way to a Smile FINAL FANTASY.Ⅶ」を読んで FF7から2年後を描いた小説版、ゲームの後日談とクラウドたちの生活が描かれている。FF7をプレステで遊んでいた頃を懐かしみながら読んで、FF7の世界がまた心を躍らせてくれた。映画版のFF7もあるが、小説ではゲームと映画の間の話である。これを読むことで、映画も分かりやすく観ることができた。 ゲームの終盤、クラウドは自信を持ち明るくなったように見えたが小説や映画では、また口数の少ないキャラに戻っている。しかし、そんなクラウドもかっこよく、仲間思いなのは変わらなかった。ここまで関連商品が出ているFF7は、良作と言ってよいと思う。小説はやはり、FF7をプレイしたことのある人に読んでほしい。クラウドは相変わらず、かっこいい。 *On the Way to a Smile FINAL FANTASY.Ⅶ 野島一成 SQUARE ENIX*