目に焼きつけて

「雪の夜の話」を読んで

 子供頃は、純粋な気持ちでいっぱいだった。どんなに現実的でもなくても、綺麗な話が信じてられた。しゅん子は、純粋な気持ちなでお姉さんに、自分の見た雪景色を目に焼きつけて、見せようとした。私の目を見て、私の見た雪景色を見てと。子供の思う純粋の気持ちが綺麗な話だった。 

*女生徒 太宰治 角川文庫*

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