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家族ゲーム

各家庭には各家庭の環境があり、ルールがあり、家族という枠組みの中にいる。 人は強い枠組みの中にいると変わることが出来ないということを見せつけられる展開に愕然とした。 縛られた世界の中で生きていく彼らが見る景色はまさに灰色。描写される窓の外に映る人々の生活は青色。 対照的な二色の景色は一層物語の暗さを際立たせる。 *本間洋平、家族ゲーム、集英社文庫*

水がなくなる日

地球の水が風呂桶一杯(200l)なら使える真水はスプーン一杯(20ml) 水という莫大にも見える資源は意外にも少ないと感じるのではないだろうか。限られた水資源の中で人々が生きていくには工夫が必要になってくるだろう。それには、まず一人一人の意識の改革が必要になる。

時をかける少女

時間を巻き戻したいと思ったことは誰にだってあることだろう。 時を超えるSF小説として今も圧倒的人気の「時をかける少女」はそんな夢みる人々の心を掴んでいくのだろう。 そしてそこに加わる恋愛は、越えられない恋愛小説としても価値を上げているのである。 *筒井康隆、時をかける少女、角川文庫*

おらおらでひとりいぐも

田舎のばあちゃんは強い。 そんなイメージが頭から離れない。 しかし、そんなばあちゃんも恋する乙女だった頃があると思うと、時の流れというものが人にもたらす力に一驚する。

ふがいない僕は空を見た

セイタカアワダチソウのように子供もぐんぐん成長していく。 たとえ、目の前に草が茂ようともその草を越えて伸びていく。 それが子どもであり、人間なのであろう。

自分に照らし合わせてみて

「夜が運ばれてくるまでに」を読んで  疲れている日の夜に手に取ってみて欲しい一冊。自分の今までの経験と照らし合わせながら、短いな文字の中でよく考えさせられる25編である。 はっと、気づかせられるその気持ちに気づいてほしい。きっと手に取ってみて良かったと思えるから。

甦る記憶

「エンジェル エンジェル エンジェル」を読んで  ばあちゃんが人の手を借りないと動けないように衰弱してしまった時、自分はどうしただろうか。自分は変わり果てたばあちゃんと向き合えるだろうか。いや、向き合えないだろう。

本屋で働きたくなる優しいお話

「天国の本屋」を読んで 死んだら天国は存在するのだろうか?きっと綺麗な高原にお花畑なんか想像してしまうだろう。しかし実際には、天国にも生活があって現世と同じような生活をしているのだ。あの世とこの世、表と裏という2つは繋がっている。

星をめぐるお話

「星の王子さま」を読んで  世界的にも有名な「星の王子さま」。聞いたことはあっても読む機会がなかったが、今回初めて読んでみて皆から愛されている本の意味が何となく分かった気がする。  

タイトルからは事件が想像できない

「犬はどこだ」を読んで  どんな職業に就いている人でも、こんな仕事は想像していなったということは多々あるだろう。やりたいことだけが仕事になることは、本当に幸せなことだろうと思う。今回の物語は、そんな本来受けるつもりはない依頼が舞い込んでくるところから始まる。

現代版「かぐや姫」

「かぐや姫の物語」を読んで 「竹取物語」を原作とし、高畑監督が手掛けた「かぐや姫の物語」のノベライズ版。現代に蘇った現代版「竹取物語」である。

眠れない貴方に贈る

「6分半で眠れる!快眠セラピーCDブック 幸せな人生を実現させる方法」を読んで  最近、寝れていない。うまく睡眠が取れていないということで手に取った一冊。  睡眠の知識を簡単にすぐ読める内容でまとめられていた。  人はどうしたら眠くなるのか?寝れない時の対処など読みやすい本だった。  平均6分半で眠れるという検証済みのCDも付いていて、なかなか御洒落だった。 *6分半で眠れる!快眠セラピーCDブック 幸せな人生を実現させる方法 ・ 遠藤拓郎 ・ フォレスト出版*

色々な会社と宇宙人

「盗賊会社」を読んで 36編のショートショートが収録されている「盗賊会社」。変な会社、宇宙人などが登場してくるSF要素の強いショートショートだった。

恋愛は外堀から攻めろ

「夜は短し歩けよ乙女」を読んで アニメ映画化され、注目を浴びた一冊。日常の中に夢のような非日常が合わさりつつ、変わった表現で描かれる物語は読者を魅了してくる。

ノックで始まる物語

「ノックの音が」を読んで 全ての物語が扉をノックされるところから始まるという統一性のある短編集だった。次はどんなノックから、話が展開するのかとワクワクさせられた。

デストピア・ヴィルトゥオーザ・スーサイドマスター再登場

「忍物語」を読んで 物語シリーズ大学編がスタートした。今回の物語はデストピア・ヴィルトゥオーザ・スーサイドマスターの登場により女子高生が木乃伊化してしまった。

野菊の如き君なりき

「現代語で読む・野菊に墓」を読んで 伊藤左千夫の代表作「野菊の墓」を現代語で訳された本で誰でも読みやすくなっていた。

ピアノの音が聞こえてくる本

「蜜蜂と遠雷」を読んで 直木賞、本屋大賞W受賞をし、一躍有名となった「蜜蜂と遠雷」。約500ページの一冊に詰め込まれた、読んだ人に感動を与えてくれるすごい本だと思った。

汝の怒りの上に日を沈ませてはならない

「青空のむこう」を読んで  自分が死んだら、どこへ行くのなんて誰にも分からない。天国や地獄なんてものがあるけれども、どれも生きている人間が考え出したもので、実際死んでみてきたわけではないのだから。

億万長者の末路

「億男」を読んで 川村元気さんの本を読んだのは、今回で3冊目。どれも共通する点は、恋愛の話が絡むところ。「億男」では宝くじで3億円手に入れた男をベースに友情、恋愛、お金が交わった面白い物語だった。