夏の猛暑にやられて

7月も終わりに近づき、猛暑日が続きます。 

この時期、あの鳴き声が私を永遠ともいえる灼熱の地獄へと誘なうのです。

私も彼らが自分らの生命を存続させるために日々鳴いているは知っています。



しかし、あの鳴き声は私の身体を突き破り、私を壊そうとするのです。

きっと、彼らとの相性が悪いのでしょうね。

そんな彼らですが、短命な生涯を鳴くことに費やす姿は儚げであり、私にはない一種の使命感があるのではと感じるのです。

毛嫌いをしながらも、私はそんな彼らに嫉妬をしているのかも知れません。

自分にはない彼らの生き方に美しいとさえ感じるのです。

彼らには彼らなりの姿があることに知った時、私は今のままでは居られないと感じたのです。

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