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8月, 2018の投稿を表示しています

夏の六義園

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夏の六義園には行ったことはありますか? 春や秋にはない緑に囲まれた六義園を見てみたら、また違った感動が生まれるかも知れません。 春に咲くと多くの人が来る桜。今は緑葉をつけています。 青空に照らされる道が良い雰囲気!

蛙の合唱

蛙の子は蛙なんて言うけどさ、蛙の子供はオタマジャクシ。 そんなの当たり前さぁ。 ゲコゲコ

自転車と俺

ペダルをこぐ足に力が入る。 あの丘の向こう側が見たい。 そんな衝動にかれれて、ペダルを回す。

金魚2

おれたちが何で赤いって? そんなの人間のせいだろ! もともとおれたちは、かっこいい銀色をしていたんだ。

金魚

おれたちが何で赤いか知っているか? 何だ知らないのか! おれたちは、この宝石のような朱色で人間を誘っているんだ。

カタクリ

麗らかな、温かい日の光を浴びるため、土をかき分け、地上を目指す。 頭が出た。 まだ肌寒さと冷たい風を感じる。

病室の少年

「おーい、こっち来いよ!」 陽気そうな男の子の声が聞こえる。 その声に誘われて、数人の男の子たちが走っていくのが見えた。

疾走

風を切るように走る。 せりあがって来る、熱いもの。 足は悲鳴をあげる。

水面

黄金色に染まる空。目の前に広がる広大な湖畔に、二羽のカモが円を描くように泳いでいる。 水面を滑り、作り出された波紋が伝わり、幾重もの波を作り出す。 揺れる水面は私の胸の内に浸透してくるかのようだ。

家族ゲーム

各家庭には各家庭の環境があり、ルールがあり、家族という枠組みの中にいる。 人は強い枠組みの中にいると変わることが出来ないということを見せつけられる展開に愕然とした。 縛られた世界の中で生きていく彼らが見る景色はまさに灰色。描写される窓の外に映る人々の生活は青色。 対照的な二色の景色は一層物語の暗さを際立たせる。 *本間洋平、家族ゲーム、集英社文庫*